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カブに乗るちょっとしたコツ
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おっさんのお泊まり保育「川湯:2007」  〜2007年02月10.11日
この季節のキャンプは「空いてる・虫がいない・火が愛しい」と、寒いのを楽しんでしまえばベストシーズン。川底から湧く温泉を楽しめる仙人風呂。もう最高でしょ!
2月10日(土)
 国道24号線をひた走り、約2時間半で五條市に到着。キャンプの買い出しをされると聞いていたので、その大型スーパーに寄ってみると駐輪場で上手い具合に合流できた。
 ここからは、紀伊半島の真ん中を貫く国道168号線で川湯温泉へと向かう。
 峠の道の駅で、ずいぶんと久しぶりの元カブ乗りさんと再会。何年ぶり??はじめて参加したカブのオフ会で出会った方。こんな形で会えるとは!つながってる人はつながってるもんなんだと、熱い抱擁をかわした(笑)。 
 リズムの取りにくい不協和音のようなカーブが連続する谷間の道。
 この国道168号、五條市から始まる山道も最初は楽しいのだが、50キロも走ると曲がるのもあきてくる。後は惰性で右へ左へ。
 そろそろぼーっと真っ直ぐ走らせてくれ〜と思っていると出てくる、谷間を真っ直ぐにぶっちぎる空中道路。
 さてさて待ってました!アクセルワイドオープン。今までのストレスを一気に放出。ぐんぐんスピードが上がる。メーター右下に張り付いてまっせ。前の1986年CT110の速いこと。マフラー効果?オイル効果??。
 最高速のテストコースが終わると、本宮の道の駅に到着。
 気になるリアBOX。超ド級で40キロもあるらしい。何が入ってるんやろ。相当乗りにくいらしいんだけど、走っている姿のかっちょええこと。何者でもないカブの一族のDNAの能力を発揮しているようで誇らしくさえ思えた。んで、中身は??
 キャンプ場に着いたら、さっそく宴の始まり始まり〜!いつものように、とても二輪とは思えない充実した装備のキャンプサイト。
 薪の上に見えるモノは何?
 ズームすると↓ 
 あの大きなBOXの中身。登場したのは、ス・ス・ストーブですわ!まさか、二輪のキャンプでストーブが登場するとは。男前!!
 暖房器具と思いきや、明りにもなり炎を眺めるも良し、虹色に輝くガラスは美しく、暖炉のように使える代物。ほんまねーまたえらいもん見てしもた。
 燃焼系の道具大好きです。
 ぼちぼち日暮れどき。先ずは公衆浴場へ210円でありまーす。安いのにお湯は最高。如何にも温泉効果がありそうな硫黄臭いお湯。野外活動してるおっさんたちには、たまらん気持ちよさ。
 設備云々という枠を越えた、昭和の香りがぷんぷんしてるお風呂。

 
一度キャンプ場に戻り、夕食タイム。みなさん、いろいろと作ってくれはります。美味い美味い!火の道具もフル活動。いろんなとこから、バナーの音。
 
お腹が落ち着いたところで、メインイベント!仙人風呂!!今年は水量が少なくて熱いぐらいの温度。不思議ですぜい。ここ川を掘って作ったもんですぜい。異常な暖冬でもあるし、川底が急に噴火せいへんやろなと思った(笑)。
  風呂から上がり、たき火を見ながら宴会の続き。そこら中から炎が上がる、火の共演。
 
カーバイトランプはプーッと火を口から噴く。けっこうな明るさのある炎。火が大きくなったり小さくなったり、風に吹かれてゆらゆら揺れる。その姿はまるで妖怪のよう。昔、縁日の露天商の灯りといえばこれだったそうだ。
 
暗闇の中、火を眺めるのは遠い祖先の記憶なのか?“動物から身を守る・調理・暖を取る”、当たり前に快適な生活をする人間が忘れた感覚を呼び起こされるよう。心の芯のほうで安らぐような気になる。
2月11日(日)
 2月にありえない暖かいキャンプ。寝ている間も寒いなんてことはなく、冬用シュラフでは暑いぐらいで、ぐっすりと寝られた。
 撤収後、恒例の集合写真を撮って解散。みなさんありがとうございました。思いっきり楽しめました!
 渡良瀬温泉に行くというメンバーについて行き、朝から温泉。アカン、気持ちええ〜、もう帰られへん。このまま、うだうだと温泉で一日過ごしたい気分。
 ほけ〜とした身体にムチ打て走り出す。
 すぐに熊野大社に到着荘厳な雰囲気の神の社。京都で神社といえば朱塗りで派手なイメージであるが、ここは質素であるので逆に神聖な場所という感じであった。
 
ふと思った、ここの神さんって何?誰??ここは降臨神話らしい。そういうものを知るとまた違った見方ができるかな。
 こっからは帰る方向で寄り道して行こ。
 十津川の足湯に浸かりながら、昼食にさんま寿司。せっかく走るモードに変わった身体が、また、ほけ〜っとしてしまい動きたくなくなる。これはいかん。まだまだ先は長い。雨もパラパラとしてる。寒くなってきた。
 次に出てくるのが「谷瀬の吊り橋」。とりあえず往復だけしときましょ。女の子が彼氏につかまって「きゃー、怖い〜」と歩いてる。高所恐怖症なんかなぁぁ。そんなタイソウにするほど怖いことないと思うけど・・・。きっと、彼氏につかまってるのではなく、彼氏が捕まっているのだろう(笑)。
 その後、天辻峠の道の駅で休憩。一気に五條市街地へ出て、国道24号線を北へと向かう。風とともに大粒の雨が降ってきた。カッパを着ようかと思ったが、向かう方向が青空なのでそのまま行くことに。10キロぐらい走ると雨もやんだ。風防のおかげで腕と足の外側が濡れただけで助かった。グッと冷えてきた。こら日が落ちたらもっと冷えてくるぞ。止まったら走るの嫌になりそうなので、一気に京都まで帰ってきた。
  参加のみなさんお世話になりました。また遊んで下さいm(_ _)m。