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カブに乗るちょっとしたコツ
ツーリング
恒例の初秋平湯キャンプ  〜2007年9月22.23日
まだまだ下界では残暑が厳しい今年。標高1300bの平湯はもう秋の空気でいっぱいなはず。
C90もキャンプツーリングに快適な装備を充実させ「キャンパーカブ」となった。
22日(土)
 6時半に家を出発。
 朝から暑い暑い。9月も半ば過ぎてまっせ。どないなってますのん・・・。涼しくなったら休憩しようと思っていたら、国道1・8・21・156を走り。郡上八幡まで来てしもた。涼しくなったのはせせらぎ街道の明宝付近。時間を見ると11:30になっていたので、道の駅でランチタイム。
 ここからは標高を上げるにつれて、どんどん涼しくなってくる。やっと気持ち良いツーリングとなってきた。ただ標高が上がるとC90 の持病のアクセルの開け始めボコツキ病が出てくる。標高1113bある西ウレ峠でエアスクリューを調節し少し症状が改善した。

 高山で買い出しし、平湯キャンプ場に到着!今年は明るいうちに到着できた。
 テント張って調理道具をセッティングしてと「カンパーイ、お疲れ〜」「餃子焼きまーす」
 今回はプロの餃子師が来られていて、キャンプ場で包んで焼いて下さった。パッリっとした焦げ目に弾力と柔らかさが同居した皮。ジューシーな具材。こんな美味い餃子初めて。
 その餃子に始まり本場の鰻、次から次へといろんなもんが食える。そこらの居酒屋よりメニューが豊富だったりして。幻の大吟醸は日本酒という枠を超えていた。
 中学生のころ流行ったBCLラジオ「スカイセンサー」がキャンプ場に!自転車に夢中だった中学時代。自転車派とこのラジオを使って世界の放送を受信して遊ぶBCL派にわかれていた。「ベリーカードがどうのこうの、どこの国が受信できた」と横耳で聞きいていたもんだ。1973年のスカイセンサーをご厚意でいただいた。(ありがとうございます)。
 当時、記憶が定かでないが、世界地図が描いた商品があったような・・・4つ上の従兄弟が持っていたのだが、触らせてくれなかったなぁ。
あのとき、チューナーを動かしたくて動かしたくてしかたなかった。30年のときを超えて念願がかなった!
 温泉に入り日もとっぷり暮れると、今回のメインイベントの「火吹き大会」。やっとウチのカーバイドランプがデビューした。renさんとぜいろくさんと3台並べて撮影会。ゆらゆら揺れる火を眺めると、心安らぐ。
 
夜も遅くなってくると涼しいを通り越して肌寒かった。京都市内は蒸し暑く寝苦しい夜が続いていたが、ここはダウンシュラフに入って眠れる。深〜い眠りへとZzz。
23日(日)
 福島へキャンプへ行かれるメンバーを見送る。たかひろもどう?と言われていたが、無理です(笑)。ええな大きなバイク。帰り道を想像するだけゲー出そうになるもんな(笑)
 renさん、だいさん、マイケルさん、それぞれのペース・スタイルで出発もバラバラ。変にいっしょに行きましょう!とならへんのがええなぁー。大人がバイクで楽しく遊ぼうとすると、自由気ままが一番。変に連まない連めない?(笑)ところが素敵です。
 だいさんの新車GSXーR1000には驚いた!まさかのスーパースポーツ。ツアラーというイメージの強いだいさん。まさかSSとは!しかしアップハンドルとGPSでツアラー仕様になっている。またシステムキッチンを積んで来て下さい。

renさん

だいさん

マイケルさん
 いつも、せせらぎ街道を往復しているので、今回は別ルートで帰ることにした。国道158号線を荘川抜けて白鳥へ。気温20〜23℃ぐらいの高原国道は、秋の景色をいち早く見せてくれる。
 パワースタンドはキャンプの大荷物で大活躍。ポンと出して何も気にせず降りられる。駐車能力が上がると、写真を撮る気にも
なる。
  白鳥まで下りてくると、気温は29℃に上昇。爽やかな空気の中を走ってきたのでちょい空気が重く感じる。ガソリンスタンドの親父さんも9月にこんな暑いのは過去経験ないぐらいと言っておられた。 このまま国道156号線を岐阜のほうへ行ってもどんどん気温が上がるだけなので、福井経由で帰ることにし、九頭竜方面へと向かう。ダム湖沿いの道は、交通量も少なく気ままに走れる。
 道の駅兼、JR越美線「九頭竜湖駅」で休憩。なんともローカルな駅。これでも立派な終着駅。次はいつ来るのだろうか・・・4時間に1本。
 この越美線、2004年の大雨災害で橋が流され、一部区間で運行していたそうな。今年6月30日、3年ぶりに福井からの全線が復活開通した。
  越美線と併走する国道158号線を淡々と走る。うーん、カブで走るの飽きてきたぞー。飽きると眠たくなるからあかん。退屈。
 大野市へと入る。「越前の小京都」と呼ばれているので、町中を散策する。古い寂れた感じのする町並みの中に、そそる建物を発見。
 路地裏をウロウロ。こういった寄り道を気軽にできるのはカブならではのツーリングスタイル。大きいバイクじゃ路地は入る気しないもんなぁー・・・というより高速で帰る。強制的に下道を走らなくてはならないので、いろいろと発見がある(疲れてきたのでテンション上げないと走ってられへん)
 福井市から国道8号線を敦賀に向かう。見慣れた風景にお疲れモード。ちょっと違うルートでと国道365号線〜476号線の今庄経由で敦賀に行くことにした。2004年3月に開通した「木ノ芽峠トンネル」をはじめて通ったが、8号線を走るより快適やん。
 敦賀〜国境峠を経てやっと滋賀県。そのまま国道161号線を走ると早いけど睡魔との戦いになるので、湖岸沿いを行く。琵琶湖と空の境目が曖昧な夕暮れどき。時速40`ぐらいで景色見ながら散歩ペース。
 湖岸沿いも終わり、161号線と合流すると大渋滞。そのまま家まで60`渋滞が続いて、眠くなる暇もなかった(笑)。
 今日はカブで走った距離の過去最高、340`ぐらいを走った。けっこうハードでっせ。カブで500`越えする人たちがいるが、ぜったいMに間違いない(笑)