2012.01.07〜08

2012冬の川湯キャンプ

 さて!冬といえば川湯木魂の里キャンプ場!
 自宅からだと200キロ弱ぐらいで、カブでも無理なく行けるツーリングスポット。
 9月の台風12号の影響で大水害に見舞われた紀伊半島。テレビで見た光景はすごかった。いつもの道の駅が水没していた。当たり前にある風景が当たり前でない事実に驚いた。東日本大震災もそうだけど、大自然に対しての無力さを痛感してた。
 今、熊野大社周辺はどうなっているのだろうか?

【1日目】

 寒い寒い!真冬のツーリングは忍耐が必要。モチベーションもそんなに上がってこないし。でも、そんな状況でも、少しでも快適に走れるように工夫しなくてはいけない。
 今回は、この川湯キャンプに合わせて、MDCTに風防を取り付ける。それプラス大型のハンドルカバーにウインターグローブ。
 ウエアは、上はウイックロンTシャツにフリースのハイネック・薄手のダウンにシンサレート入りマウンテンジャケットにマフラー。下は、ヒートテックタイツに化繊中厚手のパンツ・釣具オーバーパンツ。もちろんハクキンカイロも装備。これでもか〜と着込んで対策する。ううっ、動けない(笑)
 京都市内を出発したときは暑いぐらいで、ヤリ過ぎたか?と笑えた。

 国道24号線を南下していつもの田原本町のバイパス下のコンビニで休憩。あー上走れたら早いのにな〜と無料の高速道路を眺める。
 

 五條市まで来て、新町通をちょっと見学。
 江戸〜明治の建物が残るところで、一歩通りに入るとタイムスリップできる。これが作られたものではなくて、受け継がれて保存されたものだから驚きである。観光客もいないし、たまに地元の人が通り過ぎる。
 キャンプ道具満載のMDCTがちょっと場違い(笑)


 国道168号線を南下する。ルートで一番の難関が天辻峠。凍結注意の看板が出てくる。標高が上がるにつれ、路肩には積雪。路面は塩カルのせいか、ただのウエットではなくて黒い感じ。
 肌で感じる気温は氷点下でないので、大丈夫だとは思うけど・・・不意に日陰の橋の上なんて風が抜けてスポット凍結している場合があるから緊張する。
 
 峠の道の駅に到着!あー寒っ。寒さ対策万全でも寒い。
 ここで、ぜいろくさんととしさんに遭遇。お二人とも車っす。ええな〜暖かいやろな。いやいやここから先は、ぜったい二輪のほうが楽しい。




 紀伊半島の奥深く入っていくと、台風の被害を目の当たりに。。大崩落現場が何カ所かあった。迂回路や橋を作って道の確保はしてある。よくぞ短期間で通れるようにしたもんだ。防ぎようがない大自然の脅威。


 本宮に到着。突き当たりに見えるのが道の駅。この川幅があるのに、建物の1階が水没するまで水が上がった。どんな光景だったのか想像もつかない。




 熊野大社の前のガソリンスタンドで給油。台風の影響のことを聞くと「あの線まで水がきたんですよ」・・・ええっ!?その線を見て絶句した。テレビや話には聞いていたが、リアルに水の位置を見ると恐ろしくなった。


 キャンプ場に到着!キャンプ場も水の下だったらしく砂が入っていて修復のあとがあった。
 今日のメンバーは、ぜいろくさん(ステップワゴン)、renさん(ZZR1400)、半田株男さん(軽トラ&MD50改90)、としさん(軽トラ)、たかひろの5人。こぢんまりとした感じ。キャンプ場も利用者が少なくて、とても静か。
 携帯にメール。急用ができて明日帰らないといけないことになった。2泊して明日は熊野を満喫するつもりだったけど、それどころじゃない。

 月が明るいけど星がはっきりと見える。久しぶりに夜空の撮影。GRDV。
 公衆浴場へ行って、冷え切ってた体をほぐす。身に浸みるいいお湯。


 ぜいろくさん特選素材の安納芋!これは感動もんのスイーツ!!
 最近食べたスイーツのそのどれよりも上質な甘さで驚き。
 加工食品ではなくて、自然界にこんなものが存在するとは、恐るべき大自然。

 静かなシーンと聞こえそうなテントサイト。キャンプはいい時間。楽しい仲間と過ごす時間は、ほっと一息の大切な時間。
 23:00ぐらいになってくると、ぐっと冷えてきた。氷点下になっているかな。
 おやすみなさい。


【2日目】 
 
 おはようございます!氷の世界です(笑)renさんのZZR1400も凍っている。
 なんでこんな寒いのに野外活動をしているのだか。ほんとものずきな、おっさんたちです。冬にキャンプしていると変態扱いだけど、、いや確かに変態かもしれないけれど、とっても落ち着いた感じが良いんだなこれが。


 山の上からだんだんと太陽の光が谷に降りてくる。上の写真は、あともう少しで、自分たちが座っているところへと届きそうなのを、みんなで待っているところ。
 太陽の光が入ると、一気に暖かくなってくる。太陽がすごい熱量を地球へ届けているのを実感できる。キャンプに来ていると、こういったことに敏感になれる。


 撤収して出発!renさんと熊野大社へと。受験生を持つ親としてはやっぱ合格祈願。多くの方が参拝されていた。
 大水害のパネル写真があった。頭の中の妄想では追いつかない大水害のこと。ありえないよう風景が、現実としておこった。
 今日の平穏な風景が当たり前でないことを実感する。


 さあ、暗くなる前に家にたどり着きたい。がんばって走ろう!
 十津川に入る手前で、JUNさんと遭遇!黒のアフリカツイン!!かっちょええ!!!
 今回不参加と聞いていたので驚いた。日帰りで川湯へ向かわれる。ちょっとの隙間に、さっと川湯まで。あなたも好きね〜(笑)


 今日は暖かくて、上のアウターとオーバーパンツは無しで走る。
 急用(不幸があった)のことで頭がいっぱいで、淡々と距離を稼いで行く。
 おびただしい土砂と流木で川岸が埋め尽くされていた。穏やかな日和と相反する、通り過ぎた異常な事態。
 何がおきても取り戻せない時間の流れ。前向いて行くしかない。今がすべてで今日は今日で、明日もまた今日になる。事が起きたときはいつも今で、それが真実。なかなか割り切れないのが人だけど、時間は無情に流れていく。。。

 天辻峠はやっぱ寒かった。アウターを着る。大和郡山ぐらいで3時過ぎ。気温が下がってきて、今度はオーバーパンツを着る。給油とトイレ以外、ノンストップで帰着した。
 帰る家が穏やかにあるってのが、こんなにありがたいことだとは!

 今回は、当たり前を問答するようなツーリングだった。
 また次回、みなさんと当たり前にキャンプできるのが楽しみ。





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