あんどんカブのクラッチ交換

あんどんカブC70zのクラッチを乗りやすくしてみた

クラッチのつながりだす回転が高くて具合が気持ち悪く、滑り気味?なのかなとバラしてみる。クラッチプレートは全く大丈夫でキレイなもんだった。これは想定内。

以前からやってみようと思っていたことを実践してみよう。

あんどんカブC70zのクラッチは5枚で、鉄のプレートが3枚でその間に両面がフリクションのプレートが2枚ある。爪のある真ん中は両面が鉄面のプレート。

これが、新しく組むクラッチ。真ん中の爪のあるのが表裏面ともにフリクションがある。そして、その両側のは表裏でフリクション面と鉄面となっている。これ、C70z2で部品を取ったらこれが出てきたと思う。あとのキャブレター車はこの方式のクラッチプレートになっている。

C100から続く遠心クラッチの仕組みはウエイトローラータイプ。後のカブはリングにキーがついたタイプに改良され、よりスムーズにクラッチを押す構造となっている。(これは自分で検索して調べて下さい)

溝に入ったウエイトローラーがこれ。左のが今までの中空タイプで、右のムク材のが新しく組むローラー。ようはウエイトが重くなる。重いと遠心力で早く動くしクラッチを押す力も大きくなる。

試乗で走ってみると、思惑通りのクラッチのつながり具合。してやったりとニヤけてくる。

今までより出だしで押し出す力が増した。早くクラッチがつながるので低速でボテボテ走る時にいい!改良前と比べると、半クラッチが短いから出だしからのスピードが乗ってくるのは遅くなったかもしれないけれども、ポンと押し出される感は確実に力強くなった。

ゴー&ストップの多い京都の街中はこれの方が向いている。