チェーン調整をほったらかしにして、チェーンカバーにチェーンが当ってガラガラと音を立てて走っているカブをたまに見ます。そんなカブを見ると「あーメンテしてあげたい」と思います。(笑)
チェーン調整はカブのメンテ中でも、オイル交換と同じく基本中の基本。
アクスルシャフトを緩めてチェーン引きでチェーンを引っ張ってアクスルシャフトを締め込むだけの作業ですが、メカニックの間では、たかがチェーン調整、されどチェーン調整と言われるぐらい、丁度良いぐらいに調整するのは少しコツが必要です。
チェーン調整のコツ
①チェーンは場所によって伸びが違うので一番張る場所で調整する
②センタースタンドを立てての遊び量で先ず調整して、センタースタンドを外してリアサスペンションが沈んだ時の遊び量があるか確認する。
※リアタイヤが地面について人が乗ってサスペンションが沈んだ時では、スイングアームピボットとリアアクスルシャフトの距離が長くなるので、遊びの量が少なくなる。
③もし、サスペンションが沈んだ時にチェーンの遊びがなくなるような張り具合であれば、もう一度調整し直す。
④張り過ぎよりも、遊びが少々出ているほう、パワーも食われないし、燃費悪化への影響も少ない。これ重要。
チェーン調整ができたら必ずチェーンオイルをさしましょうね!。