2012.12.16
JA10型 カブプロ デビュー
11月3日MDCTで事故して左腕を骨折。プレート入れる手術して、約5週間。12月12日の通院でカブに乗る許可が出た。 その間にJA10型(2012年モデル)のカブプロを頼んでおいた。実は、カブプロが発表されたときから、すごく気になる存在だった。小栗商店さんでも「ツーリングにええやろな〜」と話していた。 MDCTは全損で、直せないことはないけどお金がかかりそう。JA10型カブプロの新車を買うことにしてリハビリへのモチベーションを上げることにした。 |
見慣れない景色のメーターパネル。フロントの大型バスケットはフレームマウントなのでハンドルを切っても動かない。カメラ入れたカバンをそのままほうりこんでも、ハンドリングへの影響はない。これが、一番魅力に感じたJA10型カブプロの機能。 それと、エンジンがいい意味でJA07型より荒くなった。スムーズでスルスルとスピードが出ていくJA07と違って、JA10はドコドコしたトルクを感じられる味付けになっている。インジェクションになって、つまらないエンジンになったと思っていたけど、こんなに美味いエンジンなら買ってもいいなと試乗したときに思った。まあ、これが嫌な人にはエンジンの振動が多いという悪評になるのだろう。 |
今日は奥さんもいっしょにいつもの散歩コース。介助者がいないとまだ出られない。大丈夫といえば大丈夫なんだけれど、左腕は指は動くけど握力は弱々しく、薬指はしびれたまま、手首の可動範囲が狭くて、何かしら助けが必要なときがある。 カブに乗っているときの左腕は、そんな骨折のことなんて感じさせないようにハンドルを握っている。カブの上にいるときが一番ハンデを感じない。 |
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嵐山まで来てランチ。 看板に誘われるままに裏通りのカフェレストランに。渡月橋付近は大賑わいだけど、この裏通りは誰も通らないひっそりとしている。 オムライスを食べる。美味しいけど、嵐山価格で高かった。 |
二尊院へ。いつも横を通っているのだけど拝観するのは初めて。 「そうだ 京都行こう」キャンペーンが二尊院だったようで、きれいな紅葉のポスターが貼ってあった。今はもうほとんどのもみじが散ってしまって、モザイクのように地面を彩っていた。 今日のカメラは、デジタルGXR‐S10、カラーネガフィルムはPEN‐FT、モノクロフィルムはGR10。カラーネガをパチパチと使う。今日中に撮りきってしまおう。 |
続きては愛宕念仏寺で羅漢さんにご挨拶。山の中でみなさん仲良く並んでおられます(笑)。不思議で動き出しそうな羅漢さんたち。 悪いところをさすったら治してくれる観音像がある。左腕を触れて早く治りますようにと願っておく。 |
今日は少し暖かい。里山を抜ける道を、のんびり走る。 遅いスピードでも、けっこう楽しめるJA10カブプロ。インジェクションはさすがだな。どんな回転域でも、アクセルからの意思をエンジンに伝えてくれる。重い車体だけど、走ると軽くて車重は落ち着きに変わる。 |
帰りは手芸屋さんに寄り道。おっさんの用事はないけれど、なかなか面白いものがいっぱいある。 テールランプは今までのカブとは別のイメージで、スクーターっぽいデザイン。このテールの形状がカブっぽくないので不評なJA10。確かに後ろから見たら、このバイク何?という感じで、アジア諸国の匂いがプンプンする。和柄のようなデザインがカブのアイデンティティだったけれど、グローバルな展開をするのに、その和柄は捨ててしまった。 そんなデザイン的な変化があったけど、乗ったら間違いなくスーパーカブであるし、今の技術で作ったスーパーカブはとてもすばらしい!! 暖かくなるころには、左腕が治ってツーリングに出られるだろうか。カブプロに乗って、郊外へ出るのが楽しみである。 |