2013.05.18

伏見散策


 寝たのがAM5:00で起きたらAM9:30。まあ、いつものよくあるパターンなんだけどね。良い天気だしどこかへと思いながらもダラダラとお昼前。とりあえず銭湯の準備して、前から行きたかった銭湯ついでに出かけましょう。



 今日は伏見の散策。伏見はなじみ深いところで、若いときに働いていた土地であるし、奥さんも働いていたし住んでいた。縁の深いところである。
 あんどんカブC70で出かける。
 散策スタートは伏見入口のいつものこの風景。松本酒造さん。
 カメラは、フィルムPEN-EE3とE-620のオリンパスコンビ。



 伏見は伏水。伏流水の多いところで酒蔵が多い。レトロな町並みが時間旅行。


 

 お約束の寺田屋です(笑)。あまりにも有名な坂本龍馬襲撃の地。当時の建物は焼失しているので、これは再建されたもの。

 今日は初夏を思わすような天候となった。Gジャン着てたけど暑くて。 



 月桂冠の旧本店。今はカフェと土産物屋さんになっている。
 あんどんカブの風景への溶け込み具合がすばらしい。そこに前からあったかのように佇む。



 月桂冠大蔵記念館を見学。滾々と湧き出る水は「さかみず」と名付けられていた。太陽できらきらと輝いていた。試飲してみる。柔らかい水!水の堅い柔らいは今までよくわからなかったけど、これは確かに柔らかいっ!
 なるほど〜これが酒蔵の立地条件。先ずは水ありき。


 
 
 記念館は酒造りの行程を道具を展示して説明してある。
 特に気に入ったのは、昔のポスター。一番右のは当局から規制が入り、使えなかったとか。
 

 

 記念館の裏は運河。江戸時代、大阪から京都へ物資を運ぶのを目的に運河を作った。。その物資を運んだ船が再現され、観光用に運行されている。
 今日は絶好の、船日和。乗ってみよう。1,000円也。


 
 
 人の早歩きぐらいのスピードで進む十石船。寝不足に追い打ちをかけるように眠たい気持ちいい。


 
  
 伏見港の三栖閘門まで行って資料館を見学。
 携帯が鳴る。仕事場から。。。せっかく現実逃避中なのに興醒めや。判断を求める「これでいいですよね」と確認の電話。それぐらい聞かなくても勝手にやって、事後報告で良いって。まあ、まだ呼び出しされるよりマシだけど。。。


 

 船を下りて歩いてぶらぶら。
 今度は黄桜へ。カッパの資料館があって笑ってしまった。
 ここには、その名も“伏水”という水が出ていた。地元の人かたくさんのボトルを持って会社内へと。自由に汲んでよいみたい。地元と共存してこそ企業は成り立つ。


 
 
 水を汲むのに並んでいる人。ここは“白菊水”という水が湧いている。
 伏見の水が名水で酒造りに適しているのは知っていたけど、今日は飲んでみて改めて名水というのを実感した。
 この水でコーヒーを飲んだら美味しいだろうな。今度は汲みに来よう。


 

 銭湯が開く時間となったので深草へ移動。
 今日の銭湯は、洋風レトロ建築の宝湯さん。
 最近の再利用の建物じゃなくて、ずっと銭湯。かっちょいい〜。
 時代に流されずに守り続けてこられたこの建物。
 一番風呂で貸し切りだった。
 番台の女将がまた素敵。「人間洗濯機がありますしごゆっくり」??
 ほんまやっ!人間洗濯機!!丸い湯船で回転する水流を作ってある。
 大変気に入りました。また入りに来ます!!


 
  
 午後から夕方の短い時間だったけど、写真を沢山撮った。ハーフカメラはパチパチ楽しい。36枚フィルムで72枚の数打ちゃ当たる。
 カブで行って、船乗って、歩いて散策して、銭湯行って、いっぱい写真を撮って。
 途中で仕事の電話さえ入らなければ〜〜完璧な休日だったんだけど(笑)
 まあまあ、満足満足!



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