2015.09.20 CT90:試乗のつもりが120Km 涼しくなってきて、メインジェットを70 → 72に上げる。 35度以上の一番暑い時期のセッティングだから、今の時期になると薄く感じる。 薄いとトルク感が悪くなるのでわかる。 試乗がてら山へと走りに行く。 メインジェット2番の違いでもエンジンフィールは大きく変わる。 ええ感じやね。 そやけど悲しいかなインナーローター式のスポーツエンジンは上りが苦手。 花脊峠の上りでは、ローレンジにシフトしないと上らない。 えっちらおっちら峠にたどり着いた。 花脊峠でハイレンジにシフトする。 上りの鬱憤を晴らすように滑るように下る。 おおっ、今日は乗れている! なんか久しぶりやなこんなキレイにリーンインできるの。 サスがグッと沈んでタイヤのグリップも感じられる。 左右のリズムも良いね〜。 曇ってきて寒い。 Tシャツにジャージの上着。 ちょっと山をなめていた。 カッパの上着を着て対策。 花脊交流の森で昼食をとろうと寄るが、団体が入っていてダメだった。 腹へったな〜、この先にメシ食えるところあるかな? 広河原で喫茶店の方がちょうど出てきた。 「食事できますか?」 カレーならできるってことで助かった。 今日は雨降らなくて良かったねっと店主。 このところずっと時雨れていたらしい。 しかし寒いな〜。京都市内とは別世界。 佐々里峠の上りはローレンジにしなくても上れる。 でもやっぱりえっちらおっちら(笑) CT110なら苦労しない上りもCT90は苦労する。 姿形は双子のようにそっくりでも、まったく性格が違う。 試乗がてらにしては、遠くまで来たな。 晴れ間が出ると、少し暖かくなる。 木漏れ日の緑の輝きが美しい。 下り坂はフライホイールのマスが軽いからツルルル♪〜っと走れる。 エンブレもCT110ほどの効き方しないので軽快。 ちょっと紀伊半島みたいな景色(笑) 鞍馬から山に入って、二つの峠を越えてと、 山また山の今日のコース。 山のスケールは小さいけれど山深さは十分味わえる。 美山かやぶきの里では、PEN-FTを持ってぶらぶらと散歩。 コスモスと茅葺き屋根のマッチングが絵になる。 観光バスが訪れる。クルマもいっぱい。 ライダーもいっぱい。人もいっぱい。 思っていたよりも観光地になっている。 連休だからよけいにかな。 帰りは周山街道で。 CT90で周山街道走るのはツライな〜。 全開走行やっちゅうねん。 カモノセキャビンに立ち寄る。5年ぶり?ぐらいか? ホットコーヒーでいっぷく。 薪ストーブの遠赤外線が背中を温める。 じんわりとええ感じや。眠たくなってくるわ。 お尻に根が生えそうなので帰路へと。 栗尾トンネルははじめて通ったんとちゃうかな〜。 変な感じやった。周山から笠トンネルまでの早いこと。 上りでリトルカブのボアアップ車に抜かれた。 残念ながらCT90の動力性能は、ウチの赤カブ75+αぐらい。 家に帰ったら近所の銭湯へと。連休でもここは空いている。 連休は泊まりがけで出かけようかと思ったけれど、 宿取れず、キャンプ場もテント団地になる可能性高く、 モチベーションが上がらなかった。 温泉行くより、近所の銭湯!! 湯船で、まだCT90のエンジン音の余韻が残る中、一瞬眠りに落ちるでした。 |