スーパーカブは1958年に発売された小型バイクで、2018年には60周年を迎えた。使う人の立場でものづくりをしたHONDAの傑作。シリーズの生産台数は1億台を達成し。世界中で愛されていて活躍している。
通勤、通学、レジャー、散歩、アウトドア、ツーリングなど、どんな用途にも、人が主役となり、スーパーカブはそのアクティブな行動をサポートするような存在である。十分に主役としてもライディングを楽しめるが、基本は優秀な道具である。
このことは、開発時から想定された「手の内に入る」「そば屋がオカモチを持って片手で運転できる」「女性が扱いやすい」等をコンセプトとし、それを形や操作の部分で具体化されたのがスーパーカブなのである。
機能優先で作られたあの形は普遍的でとても美しい。