あんどんカブとは?
1958年に初代スーパーカブC100が発売。その後の大きなモデルチェンジが1966年に行われた。エンジンがOHCとなりヘッドライトやウインカーが大きくなった。そのOHCモデルをより充実させ、ヘッドライトの下にポジションランプを備えた。それが行灯のようだから「あんどんカブ」。 1968年8月に90cc、1969年1月に70cc・50ccが発売。 低いハンドル、フレーム別体ガソリンタンク、モナカマフラーなどで、昭和の良き時代の雰囲気を醸し出す。 1976年のZ2型まで、行灯ポジションランプがあった。 あんどんカブのスタンダードに対してデラックスと名付けられた車体が別にあった。ガソリンタンクば別体ではなく、フレーム内に落とし込んだ形状となる。1971年モデルのK1だけに行灯がついている。特徴は、カモメが羽を広げたようなアップハンドルとエンジンカバーにフィンがついている。 |
スタンダード | デラックス |
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50CC: 高回転型で、3速50キロぐらいから寝た子が覚めるように力が出てくる違法なエンジン。もっさりした雰囲気をもつ見た目と、スポーツカーのようなエンジンとのギャップが最高! |
70CC: 低回転からもパルス感のあるレスポンスのいいエンジン。いったん60キロぐらいでトルクの盛り上がりを感じなくなるが、そのまま最高速の80キロぐらいまで回転馬力でもっていく。「仕事してまっせ」と主張のあるエンジンがエクスタスィ〜。 |
90CC: ロードスポーツCS90系のエンジンは、50・70よりもひと回り大きい(HA02型90は50ccと同系エンジン)。本領発揮の高回転時は、なんともセクシーな回り方をする。排気量があるので低回転もそれなりに走り、トルクの薄いところでトコトコ行くのも、趣がある。 |