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2009.03.20〜21 淡路島キャンプツーリング
淡路島といえば、ここ最近は四国入りするのに高速道路で通りすぎるところになっていた。
島というイメージは無く、大きな川を二つ(明石海峡・鳴門海峡)越えて四国へ行く感じ。
カブだとフェリーで行くしかない(笑)海と島を堪能しましょか!
20日(土)
 晴れおっさんパワー炸裂!夜中降り出した雨も朝には上がっていた。AM9:00頃家を出る。
 国道171号線を西宮に向かって走る。やっぱ嫌いイナイチ。いちいち信号でひっかかる。ずーっと市街地って感じ。西宮から右折して2号線に入っても同じ状況。芦屋でコンビニ休憩。神戸でポートタワーが見えたら、ちょっとツーリング気分。
 あれっ?三次さん!明石の手前で発見!!なんでこんなとこに...カブの集まりがあって集合場所だとか。関西のカブ乗りの若者たち、どんどん輪が広がっているようで楽しそうですな。
 フェリー乗り場へは、PM12:30ごろ到着。90キロを3時間半か〜、やっぱこっち方面は時間がかかるな。
 たこフェリーに乗船。旅情が盛り上がる。岩屋までは20分ぐらいの遊覧船のような短い船旅。
 明石海峡大橋の下をくぐる。すげーなぁ。こんなにデカイ吊り橋よー作ったもんだ。モニュメントばりの作品ですわ。
 790円(カブ込)でえらい楽しい気分にさせてくれるな、たこフェリー。この船のスピードもええんやろ。何かと急ぎ足な世の中、こんなにゆったりとした気分になれる乗物はない。

 さあ、下船!ゲートが開けば、おっさんでも飛び立てるような気分(笑) 
 さーって、淡路島。まだすっきりとしない肌寒い曇り空。でもカブで海ですわ!内陸に住んでいると海は特別な存在。テンション上がりまくり。鼻歌はイルカの海岸通り♪あな〜たが船を〜選んだのは〜♪、古っ(笑)
 そういえば、腹減ったな〜。メシの食えるコンビニで昼食。キャンプ場はすぐそこなので、先に夕食の買出し。スーパーでチヂミの粉を見てたら、ramさん登場。みんな風呂に行ってはると情報をいただく。キャンプ場に入る前に先に風呂やな。
 おっ、風呂にはC90・SRX600・ZZR1400!。ここで今回のメンバー紹介(笑)。JUNさん(C90)・がしらくん(C90)・ぜいろくさん(CTX200)・だいさん(PS250)・ramさん(シェルパ250)・組合長さん(SRX600)・とみきちさん(CB1300?)・renさん(ZZR1400)。
 浴室に入ったところで、メンバーと遭遇。上がらはるところやった。まあ、ゆっくりしましょか。お湯ぬるめでじっくりと入れる。風呂から出てくると、みなさん待っててくれはった(^_^;)。その後、キャンプ場へと。ややこしい狭い田舎道。一人なら迷いそう。山へ登る途中、棚田から海、対岸のビルへとつながる景色は綺麗だった。天気はすっかり晴れてます!
 キャンプ場は、お寺が管理している原っぱ。炊事棟と簡易便所があるだけの、最高!?の隠れ家的キャンプ場。
 晩飯です。今日はチヂミともやしウインナー炒め。もたもたと準備してたら、いつものように次から次へと出てきてお腹も落ち着いた(笑)自分の早く作らんと腹いっぱいになるわ。
 ネイチャーストーブデビュー、本来はそのへんの枝とかでも出来るんでしょうけど、今回はチャコールと墨をもっていった。これでお湯を温めておいた。足下に熾火があるってのはええもんだ。
 それにしても寒い。服装は春の装備。冬の装備がまだ必要だった。この時期は難しい。花粉症でもないのに鼻水がズルズル。空は快晴ですわ。写真撮影タイーム!星を撮っていると焚き火の明かりが意外に届いているのを発見。草木が赤く写る。北斗七星撮影に成功。
 本格的に星が撮れるわけではないけれど、こうやって星を撮るという行為が単純に楽しい。星と向き合うなんてこと普段しないからねぇ。おっさん同士で星撮ってわーわー言って、面白い遊びです。
(画像、ロールオーバー)
21日(土)
 キャンプ場をそれぞれ出発。山を下りるのに近道だろうと行ったら、林道だった。フラットだけどしっかりとダートもあり、久しぶりのオフロードライディング。
 後ろにramさんがいてくれたので、分岐もスムーズに行けた。ヌタ場でケツ滑って転けそうになったわ。しかしそこは林業御用達のカブ。道を選ばず走れる、スーパーマルチパーパスバイクなのであーる(笑)。
 
 国道28号線を南下する。淡路島の東海岸線。青い空と海です。淡路島をぐるっと一周する予定。みなさんも同じルートなのでまた合うでしょ。
 先ずは、鳴門海峡を目指して走る。C90もエンジンが柔らかくなってきて絶好調!淡路島ってカブで走るのにいいかも!ヤシの木?みたいな並木がたまに出てきて南国ムード満点。道のペースの遅いのも、のんびりとしてええな。
 大鳴門橋に到着。徳島側からは団体旅行の行き先になるので何度も見ているけど、淡路島側から見るのは、19歳のときに来て以来。渦潮は残念ながらよくわからないが、ここは川か!と思うぐらい流れがある。
 お昼ご飯は、橋の展望レストランで「たこの天丼定食」(画像ロールオーバー)。やっぱり淡路に来たら、タコは食べておかないと(笑)
 駐車場でJUNさんと遭遇。キャンパーカブ友の会のメンバー。。。今のところメンバー二人やけど(笑)。
【入会条件】キャンプ仕様=貨物仕様となる、おっさんカブに恥ずかしくなる乗れるかというもの。
・・・というか、乗ってる本人たちはこの姿をめっちゃかっこええと思っている(笑)
 荷物積めるは、燃費ええは、走るところ選ばないは、威圧感ないは、気にならないは、旅の道具に相応しい!あとこれで高速乗れたならなぁ(笑)
 
 大鳴門橋を出発して、曲がらなあかんところをなぜか通り過ぎ、だいぶ行ったところで気づいてUターン。
 淡路島の西側の海岸線を北上する。名付けて「サンセットライン」夕日が綺麗なんだろうな。交通量少なくて、自分のペースで走れる。ここで組合長さんが通り過ぎていった。

 PSPを使って知合いの所在地を調べたがわからない。あきらめて走っていると看板が出ていた。仕事の関係でお世話になった方がおられる老人ホーム。突然面会に行っても大丈夫かなと思ったけど、施設の方は快く迎えて下さった。ええ環境に住まわれている。良かったです。30分ほど話して出発。お元気で!
 
 淡路島1周の最後は「野島断層保存館」へ。
 1995年1月17日午前5時46分に発生した兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)時の地表に現れた活断層の動きを保存してある。
 忘れもしない。長男がまだヨチヨチ歩きのころ。京都でも就寝中に恐ろしく揺れて飛び起きたことを思い出す。テレビのニュースからは信じられない光景が次々と放送されていた。
 オレンジとブルーの丸は一直線上にあったところ。それが地震で向かって右斜め上に持ち上がった。地面が切れて動くなんて、嘘みたいな現実が目の前にあった。恐ろしいエネルギー。
 ここで、がしらくんと遭遇。 がしらくん、この時間にこんなところに居てええのん。
 ぐるっと1周してきて明石海峡大橋へ戻ってきた。淡路島は島ですなぁ(笑)。
 フェリー乗り場へ到着。もうすぐ出港するのは、バイクは満席。次の便になってしもた。30分待ち。

 それにしても次から次へとバイクがやってくる。時間的に一番多いのだろう。PM4:30出港のフェリーで明石へと。
 また来るよ!淡路島!!
 西日が眩しい時間帯。切ない夕暮れタイムとフェリーはなんて絵になるんだろう・・・・なんて、これから京都まで走ること思うとそんなセンチメンタル気分も吹っ飛ぶわ(笑)

 下船して、さあ長い戦い。ほんまにばば混みもええとこや。普段からこんな渋滞してるのかな。今日は連休の真ん中やしか?それと信号の間が悪い。信号スタートで加速して巡航スピードになったらすぐまた信号待ち。スゴロクで「一回休み」の札ばかり出しているみたいで先に進まない。だんだん腹立ってきて「信号制御している人と友達になりたい」とか「信号がずーっと青になる端末を開発したら売れるで〜」とか、疲れもあって思考回路がおかしくなってきた(笑)。
 イナイチに入ってからも渋滞は続き、茨木ぐらいからやっと空いてきた。腹も減ったけど、食ってるうちに帰れるわと我慢。PM8:30帰着。帰りはノンストップで3時間半ぐらいだった。
 
 街中を抜ける国道のごちゃごちゃした風景を帰ってきたからか、余計に淡路島ののんびりした風景が心地良く脳裏に焼き付いている。海とカブを堪能できた!参加のみなさんおおきにです。